えぶきち学園

いい大人がいい大人とは思えないことをいう

死と再生のテーマパーク

先日、ディズニーシーに所用で行ってまいりました

 

いしづかです。おいっす!

 

老若男女、赤ちゃんから老人までがエンジョイしていました。

 

私も私なりのエンジョイの方法でエンジョイしてきました。

 

何かの本で、「死と再生のテーマパーク」というフレーズあったの思い出しましたので少しググってみました。

 

すなわちディズニーランドの個々のアトラクションでゲストたちが体験しうる物語は、均一の構造に還元できるテキストのヴァリアント(異本)であると言える。国産の遊園地の多くは身体的な負荷、眩輦によって〈死〉を擬似的に体験させ、しかる後に平地に無事着地するという形式でもっぱら身体のレベルで〈死と再生〉を体感させる仕組みであることは既に述べた。だが、〈物語〉的な仕掛けが皆無なため、ジェットコースターのコークスクリューの回転数を増やすといった形でエスカレートせざるを得ない。再びカイヨワを引き合いに出すなら、国産遊園地の多くは眩輦の方向にエスカレートし、逆にミミクリー(模擬)というファクターが欠如していることになる。

引用:〈死と再生〉を体感させる仕組み - 世界の金融史を学ぶ

 

 

私は、ただひたすらスマホの画面と睨めっこ&歩くを繰り返しておりました。非常にイン活が捗りました。もちろん、1日フリーパスで入場しましたが乗り物は一度も乗りませんでした。通称、一人ディズニーです。

 

 

元々、ディズニーより富士急が好きなので、ディズニーシーに対しての特別な思い入れなどはありませんでした。

 

 

数多くの方がエンジョイするディズニーリゾートに全く感動しません。魅力的と思いません。それは、個人の価値判断基準ですので「良い・悪い」で区別する次元の話ではありません。小さい熊さんのぬいぐるみが個人的には法外と思う値段で販売されていることから、改めてブランド価値というのが非常に重要だと思いました。購入した方が満足すればそれは適正価格。むしろ生産工程や流通過程まで考えれば標準価格かもしれませんし、そもそも安いだの高いだのそんな話は、野暮なのかもしれません。1000円近くする映画館のポップコーンとコーラセットが高い云々という話や、スキー場のカレーが美味しくないだの、観光地の自販機が高いだのそんな五十歩百歩、どんぐりが背を比べるような話のレベルではないなと思いました。

 

 

水を掛けられてビチャビチャになり喜ぶカップル。キャラクターがメインで本来のドリンクホルダーとしての機能性を放棄しているそれ。100円ショップで購入できそうな耳付きのヘアバンド。各所で微笑む従業員それに群がるお客さん。そして、何やらコソコソ、シールをもらう茶番劇。コンビニで買えるようなものに行列。

 

 

長くなりましたが、今回のディズニーシーのことから一つ分かったことがあります。

 

 

ディズニーすげえ

 

 

ただそれだけです。ネズミーランドとか馬鹿にしていましたが、馬や鹿の類は私でした。すいませんでした!